株式会社リード オンデーズ事業部 [2013年入社]
「赤と緑の二重丸があります。どちらの色が濃く綺麗に見えますか?」
視力検査機器を手際よく操作しながら、明るい声でていねいに話しかける。
早田結香子さんは、リードが運営する眼鏡ショップ「オンデーズイオン大野城店」の販売スタッフだ。
来店した人たちが楽しそうに眼鏡を選ぶ姿を見ると、知らぬ間に笑顔になる。
人とふれあうことが大好きだ。
学生時代から接客業に憧れ、6年前にアルバイトとして同店に入った。
転機となったのは4年前。
ショップの経営が、それまでの会社からリードに移った。
経営権の移行が決まると、
すぐにリードの佐藤右一郎社長がショップを訪ねて来た。
実はそれ以前、社長は一人の客として何度か来店していたと言う。
いくつも眼鏡店を見学した上で、スタッフの接客を見て、
この店を譲り受けることを希望した、と打ち明けてくれた。
「それまで一生懸命働いてきたことが、認められた思いでした。
社長の穏やかな人柄にもひかれました。
「眼鏡販売というリードの新しいスタートを、一緒に踏み出してほしい」と言われ、
正社員になる気持ちが固まりました。
何より必要とされていることがうれしかったです。」
現在、オンデーズイオン大野城店のスタッフは、
早田さんを含めて4人。全員が正社員だ。
正社員になり、お客様本位に働くだけでなく、
自身の成長のためにも、仕事に打ち込めるようになった。
担うべき責任は増したが、得られる喜びも大きい。
眼鏡ショップという業種としては珍しく、
顔なじみのお客もいる。
「お客様がリピーターとして来てくださったり、
ご家族やお友達を連れて来てくださったりすると、
本当にうれしいですね。
ショップで働いている喜びがこみ上げます。」
売り場に立てば、今日も自然と笑顔がこぼれる。
力みのない心身に、スッとみなぎる充実感。
思わず、声が弾む。
「こんにちは。良かったらかけてみてください。」
早田 接客をはじめ、視力検査、商品ディスプレイ、
データ整理、広告の企画と、本当にさまざまです。
フチなし眼鏡の加工も、専用の道具を使って、私たちスタッフが行います。
仕事内容は多様ですが、だからこそ変化があって、毎日が楽しいです。
── リードは、どのような会社だと思いますか?
早田 親しみやすい会社です。
4年前、アルバイトから正社員になったときも、ごく自然にとけこめました。
社長をはじめ本社のスタッフとも仕事で関わる機会が多いのですが、
みなさん気さくで話しやすく、一緒にいて笑顔が絶えません。
カジュアルで明るいショップの雰囲気は、
職場の働きやすさを映し出しているのだと思っています。
早田 私たちのショップを、もっと多くの人に知ってもらいたいですね。
HPでアピールしたり、チラシを配ったり、そのための努力なら惜しみません。
楽しく眼鏡を選んでいただけるショップだと、
ちょっと自信ありますから(笑)。
リードの正社員になって、私自身が変わりました。
大好きな接客だけでなく、どの業務に対しても意欲的になりました。
リードの一員として責任感が増したからでもありますが、
何より一心に働ける環境になったからだと思います。
会社が私たち現場の意見にしっかり耳を傾けてくれるので、
安心して業務に取り組めます。
また、ビジネス研修などを通して、
自分を高めることの大切さにも気づきました。
リードには、さまざまな職種があります。
このまま人に関わる仕事を続けたいと思う一方で、
新しい業務に挑戦してみたいという気持ちも芽生えています。
「その前にも『正社員にならないか』というお話をいただいていたのですが、
いま1つ、ピンと来ないまま働いていました。
経営者が変わると聞いても、
最初はどこか他人事のように受け止めていました。」