株式会社リード 経営推進部 [2012年入社]
「お疲れさまでした。明日までに、必要な資料をそろえておきますね…。」
テキパキと書類を片付けながら、思考はすでに次の業務へと移っている。
午後からはショップに出かけ、現場のスタッフと販促計画を立てる。
少しタイトなスケジュール。
だが、なぜかそれが「楽しく、心地よい」と言う。
大庭拓也さんは、リード本社・総務課所属の社員だ。
総務の業務は多岐にわたる。
人事や福利厚生業務、会議の準備、自社ホームページの更新、
さらにネット環境の調整など社内インフラ業務も担う。
一昨年からは、メガネ事業部のサポートも手がけるようになった。
総務という仕事柄、ほかの社員との関わりが深い。
忘年会など社員が集まる場で、
誰とでも会話が広がるのは「役得だ」と言って笑顔を見せる。
仕事だけでなく、プライベートでも濃い時間を過ごしている。
スノボ、ダーツ、ボルダリング、川下り…どれも入社後に始めた趣味だ。
3年前からは、仕事終わりなどに、テニスを楽しんでいる。
「社会人になって、急に活動的になりました。
楽しんでいる趣味の中には、実は苦手意識をもっていたものもあるんです。
実際やってみると、案外うまくできたり、夢中になったりする。
それは、仕事を通して気づけたことなのかもしれません。
思い切ってチャレンジすることで、自身の世界が広がっていくことを。」
入社して5年、リードは目覚ましい変化を続けている。
新規事業が始まり、いくつもの新店舗が誕生した。
そして今年度、ホールディングス化する。
「会社が大きく変わっていく、
このとき、この瞬間に、リードの社員でいられることを幸運に感じます。
また新しい業務を担うのかもしれませんが、私としてはそうであってほしい。
会社がチャレンジを続けるように、私もチャレンジしたいんです。」
スケジュール表に眼をやれば、今日もさまざまな予定が入る。
だからこそ得られる、経験と喜び。
何気ない日常に、フッと躍動感が溢れる。
大庭 私は、小倉生まれの小倉育ち。
大学も小倉でした。
地元で働きたいという思いが強く、それが小倉に本社を置くリードを志した第一の理由でした。
身近な生活ツールである携帯電話を取り扱うという親しみやすさも、理由の1つにありました。
大庭 いろいろなタイプの人がいる、個性あふれる会社です。
オフィスは和気あいあいとしていて、冗談が飛び交ったりします。
でも、締めるべきところは上司がキチンとしめてくれて、メリハリが効いています。
また、風通しの良さも大きな特徴です。
職場では誰もが意見を出しやすく、たとえ意見が採用されなくても、その理由を説明してくれます。
大庭 係長になることが当面の目標です。
係長はショップでいう店長に相当します。
私の中で、一人前というイメージがあります。
とは言え、まだまだ勉強することばかり。
まずは現在の役職である主任の責務を全うし、
リードの社員として十分に力をつけた上で、
次のステップに進めたらと思います。
社歴を重ね、少しずつ仕事に余裕が生まれる中で、
担当する以外の業務についても、
理解を深めようとするようになりました。
リードは、2つの大手キャリアの携帯電話から、眼鏡販売まで手掛けています。
また、ショップスタッフをはじめ、職種は実に多様です。
それぞれ専門色が強いので、知識を得るのは容易でありませんが、
頑張り甲斐のある目標です。
多くの人と関わる総務職として、社員一人ひとりの立場に少しでも近づければ、
必ず会社のプラスになると考えます。
いつか皆さんをサポートできるようになりたいし、
得られた知識が、私自身を成長させる力にもなると信じています。
「分野の違うさまざまな業務を担うので、
正直、大変な面もあります。
特にメガネ事業部は、慣れない仕事が多く、
最初は戸惑ったりしました。
でも、仕事が幅広い分、新鮮味もあります。
また、敢えて難しそうなことから手をつける、
という自分なりのコツもつかみました。
あとあと精神的に余裕をもって仕事ができます。」